本降りの雨、ぬかるむピッチの中で素晴らしいゲームを見させて貰いました。
流石に秋の準優勝校、多摩大目黒は強かったです。お互い攻守の切り替えが早く、最初から最後まで目の離せない、息のつけない展開。スコアは2-0でしたが、どちらが勝ってもおかしくないハードなゲームで、終了の笛を聞いた瞬間の全員のガッツポーズが激闘を物語っていました。
この様なゲームを制する事が出来たのは、淳平君、平田君、蓑輪君、大地君、松君、雄登君らの素晴らしい絡みからの見事な2得点もありますが、前半17分、正面からのFKを右手一本で防いだ稲継君のファインセーブが大きかったのではないかと思います。
相手選手3人が壁の前で跪くという、意表をついた形での7番の選手のFKは見事に枠を捉えてきましたが、冷静な読み、これしか無いというタイミングでのジャンプで、稲継君がゴールネットを揺らさせませんでした。
http://www.youtube.com/watch?v=S7UgKjFgjkQ
その後、前半は一進一退の末スコアレスで終わり、後半3分の得点に繋がって行く訳ですが、彼のジャンプのタイミングが少しでもずれていたり、伸ばす手の方向が少しでも違っていれば、確実に失点、先制点を許し、そのまま0-1若しくは0-2で敗れてもおかしくなかったと思います。彼が今日のMVPなのではないでしょうか。
勿論、最後まで集中力を切らさずに守り切ったディフェンス陣の頑張りも素晴らしかった。あの必死の形相は怖いくらいでした。泥んこサッカーでは本当の技術力が問われると思いますが、この悪条件の中で、しっかりした組み立て、フィニッシュまで持っていく、中盤から前線の選手たちの技術力も素晴らしいと思いました。出ていない選手の応援の声も会場中に響きわたっていましたよ。
明日の2戦も慣れない土のピッチですが、又、素晴らしいサッカーを見せて下さい。楽しみにしてます。
渋滞を抜けてやっと着いたら、試合終了。このサイト、本当に感謝感謝です(>_<) 試合を見てないのに、まるでその場に居たかのように、とても盛り上がれます(*^^)v