格好良いフラッグシグナル③
スローイン、ファール
(副審から見て左から右に攻めているチームを攻撃側、右から左に攻めているチームを守備側とします)
スローインのシグナルは、攻撃側ボールの場合、右手でフラッグを「右斜め上」に上げ、守備側ボールの場合、左手でフラッグを「左斜め上」に上げます。
この時に注意しなければならないのは、フラッグは横に上げるのでは無く斜め上(30~45度程度)に上げるという事と、フラッグを上げる手が逆にならない様にするという事です(右手で左斜め上に上げてはいけないという事です)。例えば左向きに走っている場合にはフラッグを右手に持っていますが、守備側のスローインになれば、フラッグを素早く左手に持ち替えて左斜め上に上げるという事になります。
スローインの場合も、ボールがタッチラインを完全に越えたにも関わらずプレーが続いている場合には、フラッグを「真上」に上げてボールがラインを割った事を主審に示した上で、主審とアイコンタクトを取りながらシグナルを出します(フラッグを倒します)。
ピッチの右サイドの手前側など主審より副審の方がプレーが見易い所でファールがあった場合には、フラッグを上に上げて左右に振ってファールがあった事を主審に示した上で、主審の笛と同時にフラッグを倒します。攻撃側がファールした場合には、左手でフラッグを振った後「左斜め上」に、守備側がファールした場合には、右手でフラッグを振った後「右斜め上」に倒します。
又、スローインが正しく行われなかった場合も同じ様なシグナルを出します(スローインがピッチに入らなかった場合はやり直し、足が上がるなどのファールスローの場合は相手チームのスローインですので、フラッグを倒す方向が反対になります)。
以上、スローインの場合もファールの場合も「左斜め上」に上げる際にはフラッグを左手で持ち、「右斜め上」に上げる際にはフラッグを右手で持つ訳ですが、これはフラッグを上げる前段階での主審へのサインにもなっています。
上級者編になるかも知れませんが、フラッグを持っている手が左か右かに因って副審が最終的にフラッグをどちらに上げたいかが主審に伝わりますので、お互いにアイコンタクトを取り、若し主審が副審と違うジャッジをする場合には、目若しくは手で副審を制した後、早めに主審がシグナルを出します(この時副審は慌ててフラッグを持つ手を入れ替えて、主審に合わせたシグナルを出す事になります)。
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何となくは解っているけど、やるのは大変ですよね。
頭が下がります。
ガンバレ!審判!
そして、管理人様。いつも色々な情報ありがとうございます。