格好良いフラッグシグナル①
左右に激しく動いていた副審がピタッと動きを止め、手首を利かせて「バサッ」という小気味の良い音をたてながらフラッグを「真上」に上げる姿はとても格好良いですね。
「真上」に上げるのは、オフサイドの時、ゴールライン・タッチラインをボールが越えても未だプレーが続いている時などですが、この「真上」に上げるという動作は意外に難しく、自分では「真上」に上げている積もりでも、実際にはそうなっていない事がありますので、最初は少し練習が必要かも知れません。時々見かけるのが、腕は「真上」に上がっていてもフラッグが背中側にたれている状態。これはフラッグを持つ手の人差し指を伸ばして柄の部分に沿わせてやると良い様です。
ファールがあった事を示す場合は「真上」に上げるだけでなく左右に「バサバサッ」とフラッグを振ります。又、選手交代の時には両手でフラッグの両端を持って「真上」でフラッグを「真横」にします。副審は交代選手が決められた場所で待機している状態で、ゲームが途切れた時にこのシグナルを主審に送ります(当たり前ですが、交代選手が幾ら長く待たされていても、プレー続行中に交代のシグナルを出してはいけません)。
この交代のシグナルだけは両手で上げますが、その他のシグナルは片手で上げます。それでは次に、どの様な場合にどちらの手でどの様にフラッグを上げるのか、というお話をしてみましょう。
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